叱るとき、褒めるとき
会社で毎日のように上司に怒られている営業のK君。
その怒られ方が尋常ではない。
狭いフロアの会社なので、営業部長が怒鳴るとフロア中に響き渡る。
もちろん営業や事務課など、部屋は仕切られているのだが、薄いパーティションでは
何もないのと同じくらいに良く聞こえる。
2時間近くも怒られ続けた日もあったなあ。
それだけ毎日のように怒鳴られて、よく我慢してるものだと彼の忍耐力に感心している。
でも、それだけ繰り返して怒っていると効果が薄くなるのではないだろうかと思う。
人間、失敗したときや、たまに怒られるから「よし、次は頑張ろう」という
気持ちが芽生えるのではないだろうか?
年中怒られっぱなしだとやる気がなくなるのではないだろうか。
自分の参加バンド「BASARA」のサックス、Iさん。
彼の演奏のすばらしさは、前にも書いた通りだけれど、その彼に
「このバンド、リズムセクションがイイよね」と一言。
もちろん厳しいこともおっしゃる(的を得てるから厳しいのだけれど)。
でも、その一言で何倍にもやる気を出している自分がいるのは確かだ。
お世辞半分(以上?)だとしてもやっぱり嬉しい。
何年か前に駅の自動券売機で、5歳くらいの男の子が一人で切符を
買っているのを見たことがある。
後ろにはお母さんがいた。
混んでいなかったので一人で買わせていたのだろうけれど、
男の子、なかなか思うように買えなくてもたもたしているうちに、
だんだん混んでき始めた。
すると、お母さんが見かねたように
「早くしなさいよ!だからあなたは愚図だって言われるのよ!」って怒鳴り出した。
男の子は、委縮したのかさらに、思うように買えなかった。
僕は、通りかかっただけなので顛末はどうなったか分からないし、事情も分からないし
そのことに対して意見を言うつもりもないけれど、見ていて良い気持ちはしなかったなあ。
叱る、褒めるはツボを押さえないと効果がない。タイミングは大事だよね、やっぱり。
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