音楽はもう一人の自分~その12
好きなミュージシャンというのはたくさんいるが、やはり、音楽を
深く好きになるきっかけとなったミュージシャンは強く残っている。
その一人が「よしだたくろう」(僕が中学生だった当時はひらがな表示だった)だ。
中学生だった頃、音楽は好きだったけれど、テレビの歌謡曲くらいしか知らなかった。
ブラスバンドや楽器を習った経験もなかった。
そんなころ、聴いた「よしだたくろう」の「元気です」というアルバムは
あまりにも鮮烈だった。
アルバム1曲目の「春だったね」からやられてしまった。
めちゃくちゃカッコ良かった。
その他に、叙情的な「せんこう花火」「夏休み」、いろいろなミュージシャンが
カバーしている「たどり着いたらいつも雨降り」、名曲「祭りのあと」、大ヒット曲の
「旅の宿」など、もりだくさんのすぐれた曲がつまっている。
そもそも、たくろうはフォークの代表格という印象があるけれど、
彼の音楽性はフォークというカテゴリーには収まりきらない。
ストレートな曲風や前に出る力強いボーカル、心地よいギターとハーモニカに
魅了されてしまった僕は、彼の前のアルバムも聴きあさった。
で、「よしだたくろう・オン・ステージ!!ともだち」というライブアルバムがあり
また、それでガツンとやられてしまった。
MCが上手いのだ。
このライブアルバムには、しっかりと曲間のMCまでレコーディングされているが、
それが、また面白いのだ。
余談だけど、当時はMCなんて気の利いた言い方はしなkった。
おしゃべりとかしゃべりって言っていた。まんまだね(^_^;)
曲やボーカル、ギター、ハーモニカ、さらにMCまでという全てにおいて
魅力ある、この才能あふれるミュージシャンに中学生だった僕は
「これが音楽だ!」だと思うくらいにはまってしまっていた。
しかし、次々にすごいミュージシャンを知ることになる。
次に出会ったのは、まさしく才能の塊、「井上陽水」だった…
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